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チェスト概要

チェスト概略

誕生時代:17世紀前半
主な材質:オーク マホガニー ウォールナット
主な用途:チェスト 収納家具

チェストとは

その原形は古くから見られるチェストと呼ばれる蓋付きの箱型の家具で現在ではブランケットボックスと呼ばれる家具とほぼ同じです。収納以外にも様々な用途に使われたのですが、物をしまうと一番下の物が取り出しにくく、その欠点を補うために16世紀の終わりから17世紀の始めにかけ登場した引き出しの機能を一番下につけ、その上にチェストを乗っけた形がつくられました。これをミュールチェストと言うのですが、結局上部のチェスト部分の一番下は物が取りにくく、18世紀中頃より、全ての部分が引出しになったものが普及しました。英国ではチェストオブドロワーズとも言います。前身のチエストは17世紀以降殆ど作られることはなく、近代に入り前述したブランケットボックス等の用途でリプロダクションされました。

バチェラーチェストとは

バチェラーとは「独身者」の意味。これは現代に入り使われている用語なのですが、チェストオブドロワーズの天板部が以前のチェストのように開き、内部が浅い物入れになっている家具を指します。中は小割に仕切られていて、ネクタイ、カフスなどのアクセサリー、ベルト、チーフなどの小物を収納したと考えられます。中には開いた天板部の裏に鏡が付いている物もあります。18世紀中頃に登場しその後様々な機能が追加されていきました。